対人コミュニケーションへの苦手意識がある人へ

2021/ 3/29



対人コミュニケーションに苦手意識がある人が、

自分のことを卑下した言葉で呼ぶことがあります。


ちょっと前は、「コミュ障」。


最近は、「陰キャ」?

(いや、これもちょっと前??最近の言葉はもはやわからない笑)


そのもっと前は、「KY」という言葉もありましたね。

 
KYという言葉が流行った時は、

「自分もKYだと思われているんじゃないか?」
「自分はそうじゃないだろうか?」

と気にしている人がいたとしても、

 
今、「KYなんじゃないだろうか」って

気にしている人は

ほとんどいないんじゃないかという気がします。


それは「KY」っていう概念が、

世の中からもう薄れているからです。


  
時間とともに、悩みは悩みじゃなくなったりします。

 
それは「自分が変わるから」という場合もあれば、

「世の中や環境が変わるから」

(KYという概念が目立たなくなれば、自分の意識も自然と薄くなる)

という場合もあるものです。

 

もちろん、似たような事柄に対して

「手を変え品を変え」悩む、

ということは

往々にしてありますが。

(「コミュ障なんじゃないか」と考えることはなくなっても、次は
「陰キャなんじゃないか」と悩むようになったりということです。)

 


 
私は、「コミュ障」(コミュニケーション障害)

という言葉が少し流行っていた頃に、

周りで「俺、コミュ障だから」と

自虐で言う人がいました。

 
たとえば、

「お店の人とコミュニケーションがうまく取れない」

とか。

 
「真面目な話ができなくて、いつもふざけてしまう」

とか。

 
冗談でもあり、ちょっぴり本心もあって、

その人は言っていたんだと思いますが、

 
そんなこと言ったら、

私だってコミュ障だし、

みんなコミュ障だよって

思っていました。^^

 
 
誰にでも少し苦手な場面だったりとか、

何かを避けてしまう癖のようなものだったりとか、

あるものです。

😌

 
「コミュ障」とか「KY」とか「陰キャ」とか、

自分でそう言ってしまうと、

 
よけいに意識して

コミュニケーションがぎこちなくなったり

苦手に感じることが増えるのではないかと思います。


 
意識するほど、人の言動は

そちらに引っ張られるので。


 
「苦手」「下手」と思っていると、

よけいに「苦手と感じる場面」や

「下手に思える自分」と多く

出くわすようになってしまいます。


 
 
実際、私自身も中高生の頃

「人と話すの、苦手だなぁ(話が下手)」

と思っていたときは、

 
そう思っているうちに

そのドツボにはまっていた気がします。

 
 
思えば思うほど、

「やっぱり今日も面白い話ができなかった」

とか

「また無言の時間ができてしまった」

とか、

自己嫌悪を感じることが多かったり。


 
 
あるときから、

「苦手意識もつ必要なんてないな。」

「別に苦手って思わなくていいんだな。」

と気づいてから、


自分がコミュニケーション苦手だとは

思わないようになったし、

 
そう思い始めてからは、

むしろ得意なほうだとまで思えるように、

気づいたらなっていました。



 
なので、

「苦手」と思ってしまう方は、

まずは自分の中で設定している

「苦手」の定義、そのハードルを

下げてから、

自己認識を少し変えてみることを

おすすめします。



「苦手な自分」として

振る舞い続けるのではなくて、

ニュートラルに、

ひとつひとつの場面に対して

ベストを尽くしていく。

 

「苦手な自分」を出発点にするのではなくて、

その先入観や思い込み、自分への縛りを

とっぱらって、

そのときそのときで

自分にできる工夫や選択をしていく。


 

PLCAの講座

コーチング的コミュニケーション術を

学んでいただけたら

 
確実にコミュニケーションへの自信と

成功体験は増すと思いますが、


まずはできるところからでも

「自分の意識」に気づいて、変えてみて、

 
苦しさはなくしてもらえたらと

思います。



「どうやったら苦手を改善していけるか」

の具体的な実践法もあるのですが、

それはまた長くなってしまうので。

  
この記事から少しでも

受け取ってもらえることがあれば

嬉しいです。



また、更新しますね



 ライフコーチ 上村あかり




オンラインサロン「思考整理サロン」

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