「嫌いな人をなくしていく」ということ。

 

 
 

あかりさんって嫌いな人いるんですか?

あかりさんも怒ることってありますか?


と、クライアントさんから聞かれることがたまにあるのですが、


全然あります。


嫌いな人も大っ嫌いな人もいるし、

怒りの感情も普通にわきます。



もちろん、怒りも感じない人や

嫌いな人がいない人のほうがいいなぁと思うし、

そうなれたらいいと思ったことも何度もありますが、


問題は

「それが自分や周囲にマイナスの影響を与えているかどうか」

だと思うんですね。



周囲の人に八つ当たりしない、

自分で消化できない分を誰かにぶつけたりしない、

なら問題はなし。



そのことで自分を責めたり自分を嫌ったり、

そのせいで自分の行動や気持ちが下がったり

しないなら問題なし。



そう思いませんか?



目指せないモノを目指してもしかたがないし、

幻想と比べて現実にフラストレーションを抱えたってしかたはない。



どうしても好きになれない人や、

許したくない相手って、います。


たとえば家族を傷つけられたら、相手は敵に見えて憎いですよね。


それは「当然」でいいと思うんです。


その一方で、

”許したい相手”や、”許すことで自分が幸せになれる相手”なら、

私は許し方、「許せるようになる思考のステップ」を知っています。


それで心がずいぶんと楽になれたクライアントさんもたくさんいます。



2021年5月19日。

 




上の文章は当時、その日のセッションのあとに

ブログに投稿しようと思って

書いていた文章。


(書くだけ書いて、投稿していない下書きだらけです。。)




その後、私も日々考えて日々成長しているので、

今の考えとしては、

こちらの記事に書いた通りです^^


 
不遜と謙虚。「嫌い」「不快」の感情はあっていいけど、なくてもいい。


もちろん、根本の考えは変わっていないんですよ。



「許せない人がいてもいい」

「大嫌いな人がいてもいい」。



それでも、私は一度

人生で最大級の「嫌い!!!」という感情を

他人に対して経験したことで、


そのことについて結果的に

その後も内観したり内省したりし続けていて…


結構、人生観もまた変わりました。
 




今月、思考整理サロンでは


毎週のクエスチョンテーマとして

『きらいな人をなくしていく1ヶ月』

という内容でお届けしているんです。

>>思考整理サロン


それで、私も最近、

「今思う私の”嫌いな人”って、誰かな~?」

って、ノートに向かって

考えてみたんです。



そうしたら・・・


「うーん…」と考え込んでしまって。


そんな自分に、びっくりしました。




だって、前だったら、

すぐに何名かの名前は頭に浮かんだはず。(笑)

けっこう、きらいな人っていました。



私は価値観や好き嫌いがはっきりしているから、

好きな人もたくさんいるし、

そのぶん嫌いな人も多い。

そう、自覚していました。


もう人生で関わりたくないとか、

もう二度と会わなくていいなぁと思う人って、

何人もいました。



(そして実際にそう思ったらシャットアウトする^^;笑)



別に、好きな人もたくさんいるし、

好きな人たちと関わっていられたらいいし、

好きな人たちに好かれているからいい。

と思っていました。



まぁそんな感じで

きらいな人って以前なら明確に何人もいたんですが、


今の自分には、ぱっと、出てこなかったんですね。



もちろん、

ノートに向き合う時間は「考える時間」なので、

考えたら、出てくるのですが、


「ぱっ」とは出てこなかったのが、

自分では、驚きでした。
 



今は、

「きらいだ、と思う要素」を

もっている人はいる。


でも、「きらいな人」と言われると、


「この人にも、いろんな面があるわけだしな~」

と思って、


「きらいな人」というレッテルを貼るのには

抵抗を感じる自分がいたんです。




すっごく嫌な思いをして、

そのときは「めっちゃ嫌い!!」と思った

出来事が過去にはあるんだけれども、


結局今は

「でもこの出来事があったから私はこんなことを考えられたんだよなぁ~」

とか、

「でも一方で感謝している面もあるんだよなぁ~」

とどうしても思っている自分がいて。



あるいは、


そのときは「めっちゃ嫌い!!」と思ったし

今でも魅力的な人だとは思えないんだけれど、


今はそんな強い感情がないというか、

「まぁいいんじゃない?」

とどうしても思ってしまう自分がいる。


笑。




そしてそして!!


発見したのは、さらにもうひとつ。



「じゃぁ、”すきな人”は? 誰だろう?」

というのも、考えたんですね。


そうしたら、

「すきな人」は、「きらいな人」よりも

パッ、パッ、と浮かんできたんですが、

それでも、

「すきな人」も、


迷いなく書いたというよりも、


「ほとんどの人には、素敵な面があるからなぁ…。

あえて、ここで、”すきな人”とカテゴライズして

あげつらうことに意味があるかなぁ?」

と、

思ったんです。



これにも、自分で

びっくりしました…!


だって、今までの人生、

私には明確に

「好きだと思う人たちって、こういう人!!」

っていうのがあって、


憧れの人とか、好きな人たちって

はっきりといた。



でも、今は、

「この人にも、いろんな面があるわけだしな~」

と、

まさに「きらいな人」を考えようとしたときと

同じような思いがわいてきて、


ノートに書いたのは確かに

「すきな人」たちなんだけれども

あくまで「今日頭に浮かんだ人たちを書いた」

っていうふうに、感じました。




かなり、「好き」とか「きらい」っていう感情からも、

距離を置けるようになったというか、

フラットになれてきているんだなぁと

感じた出来事でした。

 


 *


「好き」が強ければ、「きらい」も強くなる。


その逆も然り。




誰かを「きらい」と思う気持ちが強ければ、


自分が誰かに「きらい」と思われたときの

ショックや恐れも強くなる。




そんなふうに

すべてはリンクしているので、



すべての感情からは自由になったほうが

生きやすくなります。





ただ、あらゆる感情を切り離せるようになることは

それって人間の人生として、味わい方として、

味気ないものかもしれない、とも私は思うので、


それぞれの自由選択ですね。


😌




明日は、今月のセルフクエスチョンの

締めくくりの配信です^^


来月はまた、別のテーマで

クエスチョンをお届けしていきますね~♡



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 \ 今月はまた1週間だけ新規受付をする予定です /

気になる方はのぞいてみてくださいね。


(セルフクエスチョンは、過去のものも全てサロン内で見られます)




また更新します!



  上村あかり
 
 


 
 

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