以前、贈り物やプレゼントについて
ここに日記ブログを書きましたが、
最近読んだこの記事↓が、
https://diamond.jp/articles/-/154659
とても学びが多かったです。
ギフトの定義
INTERVIEW WITH TATSURU UCHIDA
内田 樹:神戸女学院大学名誉教授
※会員限定記事ですが、無料会員で気軽に読めるものです

学びや気づきになった内容
それは、
ギフトにおいて、
「価値のわからないもの」を選ぶ
ということの価値。(!)
そして、
会話やコミュニケーションは
相互理解よりもミステリーの上に成立する
という視点。
それと、思いがけず心にささったのが、
以下の部分。
・・・・
才能を「自分の所有物、自分の財産だから、どう使おうとオレの勝手だ」と思っている人は、長い目で見ると、才能を発揮できないままに終わります。
いずれにせよ、それは天からの贈り物です。だから、「お返し」しなくちゃいけない。それは「世のため人のため」にその才能を用いるということです。自己利益のためだけに使ってはいけない(ちょっとくらいはいいけれど)。
https://diamond.jp/articles/-/154659?page=3
才能 = gift とか talented という感覚は、
発想としては
中学英語を習ったときから知っていても、
あらためてハッとさせられました。
ここまで深く考えていなかったと、
自覚しました。
「贈り物なのだから、お返しをしたほうがいい」
ということ。
私は「天からの」とは別に思いませんが、
(神的な存在や運命のようなものは信じていないため)
自分の意志とは関係ないところで
「与えてもらった」ものであることは
間違いないと思うので、
才能が「与えてもらった」ものであるならば
それを「返せる形で返していく」
という姿勢で生きていくのは、
大切で素敵で、選びたい”あり方”だと
思いました。

そしてそして、
プレゼントの妙味というのは、「考えて、考えて、考えた末に外す」というところなんですから。必ず微妙に外れる
https://diamond.jp/articles/-/154659?page=4
というところ!
「相手が欲しい物をいくら考えても必ず外します。ぴたりと当たることはありえません。」
と言い切ってくださっていて
とてもすっきりしました。(笑)
微妙に外れるからこそ、
だからこそ生成的だという、
贈り物に対する視点。
さらに、
弱さもギフトなんです。ある種の、身体的な欠陥は、それによって思いがけないところに代償的な機能を生み出している。
https://diamond.jp/articles/-/154659?page=4
この段落には、首肯と共感ばかり。
弱さがある人は、
その弱さがあるからこそ
知っていることやできることを
もっていて、
欠点や短所と思われていることも
見方や使い方を変えれば
いくらでも強みや武器に
なりうるということ。
コーチングやサロントークでも
たびたび「この観点」が
登場することがあります。
ご本人が見落としていたり、
いつのまにか忘れてしまっていたり、
あるいは
全く思いつきもしていなかったり、
そんなふうに考えていいとは思っていなかったり、、、
どのようなシーンや事柄に対して出てくるかも
本当に多様でまちまちですが、
コーチの立場からその視点や発想を
伝えさせていただいたり、
メッセージとして受け取っていただくことは
実際にかなり多くあります。
内田 樹さんの他の記事も面白かったので、
ぜひ、読んでみてください。
https://diamond.jp/ud/authors/66d9129e905bd4b932000001

ダイヤモンドオンラインや、
プレジデントオンライン、
面白すぎます。
数年前から継続してチェックしていますが、
ためになる記事が多すぎて・・・
日々、少しずつ読んでます。:)
私は
「勉強大好き、好奇心旺盛」
な人間なので
(興味のツボは決まっているけれど)、
多様な観点や他の方の深い思索に
触れているのが好きで
自然とやっていますが、
こうした自分の気質に根ざした日々の取り組みから、
周りの方へ還元できるものもあると感じています。
きっと、これもひとつの「gift」ですね。:)
また更新します!
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上村あかり
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