新年や新年度をすがすがしく過ごすための整理【片付け・捨て活】虎の巻(基本編)①

 

こんにちは。

ライフコーチの上村あかりです。


大学卒業後、新卒入社した職場が
入社後2年で閉鎖となり
転職したものの、モヤモヤを感じ

”何か自分でできることに挑戦したい!”と
フリーランスになることを決意。


ユーキャンで学べる資格のうち
一番興味があった「整理収納アドバイザー」
を学び、活動してみる。

そんな中で「コーチング」の学びと出会い、
心動かされコーチの道へ…


こんないきさつ(紆余曲折)のある私です。
 


今は整理収納アドバイザーとしての活動は
していませんが、


「モノ」の整理は
「心」や「思考」の整理にもつながっていて、

整理収納アドバイザーの経験や知識は
根底に活きていることがたくさんあります。


「整理収納」「整頓」は、
相も変わらず私にとっては

『大好きな趣味』

であり、

『息抜き・癒しの作業(=時間)』

です。


ヒマさえあればやりたいし、
ついついやってしまうことでもあります。
 



整理・片付けが苦手な方や、
嫌いな方も多いと思うのですが、


整理が好き・得意になったら
人生や生活は『いいことだらけ』
だと思っています。

整理収納アドバイザー時代のブログは
こちら↑に残していますので、

整理収納に苦手意識のある方は
気になるところから読んでみてください。


= = = = = =


整理というのは、一年の中で
したいときにいつ(何度でも)
してもいいのですが、

”一年の区切り”

というのを
「利用する」のはいいですよね。


やっぱり何かきっかけがないと
なかなか行動を起こさなかったりするのが
私たち人間でもあるので、

「時期」というものを
行動のためのきっかけと考えて活かすのは、

ひとつのライフハックだと思います。


大掃除なんかも、

「一年の区切りだから、しなきゃいけない」

ではなくて、

「時期や暦というものを、自分にとってどう意味づけするか」
「自分としては、どうプラスの活用をするか」

という意識が良いと思っています。


(※ちなみに大掃除は、12月よりも秋頃にするのが
あらゆる面で効率が良いとは個人的に思っていますが。)


こちらの記事では、

以前、AIR-G’のラジオ特番に
ゲスト出演させていただいたときに

「大掃除の片付け・整理のポイント」

ということでお話ししたことをもとに、
基本的なポイントになることを
まとめてみました。


整理に取りかかろうとするときの、
基本として抑えていただけたらうれしいです。
 
 

整理整頓・捨て活の虎の巻(基本編)

 

 ①どこの何から手をつけたらいいか問題

まず、整理に手をつける前に大切なのは、
 

やることを決めて(範囲・カテゴリー・場所)

その決めたことをやるイメージ

をもつことです。


なんとなく始めてしまうと、結局
中途半端に手が広がってしまって、
挫折も起こりがちです。


どこを、または何を、

どこからどこまでを、

片づけたい・整理したいのか。


ご自身の中で【明確に】してから
作業に取りかかることを
強くおすすめします。


そして、じゃぁそれは「どこから」
にしたらいいのかですが、
 

整理の必要性を日頃強く感じていて、
効果の実感が大きいところから始める

のがおすすめです。


まず、

判断に迷うものが多い、
普段あまり使っていない場所というのは

整理の作業の難易度が高いです。


ですから、整理が得意でなければ、
そういう場所は後回しにしてください。

  • 日頃使っていて、不便を感じている場所

だったり

  • 前々から見直したいなと思っていて、
    片づけたらその効果を日々大きく実感できそうなカテゴリー

から、手をつけてみてください。



整理や片付けが億劫になってしまう方って、

「めんどくさい」「やりたくない」「後回しにしたい」

という気持ちが

「片付けたい!」「すっきりしたい!」「片付けて気持ち良い!」

という気持ちよりも大きいのだと思うので、


整理の作業に取り組んだことによる
メリットや喜び、ポジティブな感情を
強く感じられるところを
優先的に取り組む
ことで、

また続きをやりたくなる…
また次回もやりたくなる…

という体験・記憶を

ご自分の中に積み上げていくと
良いと思うんですね。
 

まずは一番気になっているところに取り組まれたご依頼者さん(過去レッスンから)

 
ただそれも、
作業があまりにも大変なところから
取り組んでしまうと、

疲労感や負の感情のほうが
大きく印象や記憶に残ってしまって、

また次以降

「やりたくない…」
「億劫…」
「もうしばらくやりたくない」

と感じてしまう
という悪循環のリスクがあります。


だから、

大きな効果が実感できて、

かつ

難易度の低いところ

つまり、

労力のコスパが良いところ

から取り組むのがおすすめです。
 
 

 そうはいっても、どこの何から手をつければいいかわからない方へ


日常生活の中で、

「一番整理の必要性を感じているところ」

は人によってさまざまかと思います。



キッチンかもしれませんし、
洗面所かもしれません。


寝室かもしれませんし、
リビングの収納かもしれません。



その中で、多くの方におすすめするとしたら

クローゼット

です。
 


なぜかというと、

クローゼットの「服」というのは
誰もが毎日出し入れしているものですし、

整理の難易度も高くないからです。



洋服は、基本的に「布」なので、

劣化がわかりやすく
「要・不要」の判断が比較的しやすいです。



また、時代の流行や
ご自身の体型・年齢の変化に合わせて、

定期的な点検はどんな方でも必要だとも思います。


本格的な新シーズンに向けて
新しい洋服を買うなら、

ぜひその前に手持ち服の点検
済ませておきたいものです。



たくさん服をもっていても、

自分の体は「ひとつ」だけ。

1年は365日だけです。


全ての服を、十分に着られるのか? 
使い切れるのか?

保有している必要は
本当にあるのか?


そんな観点で、
自問自答してみることをおすすめします。

クローゼットに入りきらず荷物が溢れていても、自問自答を経てきちんと整理すれば収まります(過去レッスンから)



あとは、キッチンによく立つ方なら、
キッチン周りも整理の難易度が低いですし
効果を感じやすいので、おすすめです。


食料のストック品や調理道具などが
ごちゃごちゃしてしまっているという方は、

ぜひキッチンを片づけてみてください。


キッチンも、クローゼットもそうですが、
本当の意味で「整理」をきちんと行えば、

必ず「家計」に余裕が出てきます。


きれいに片付いたことへの精神的な効果だけでなく、
経済面の効果もきっと感じられるはずです。


ここではくわしく書きませんが、
整理を徹底すると本当に
出ていくお金(ムダな出費)が減ります。
 

中途半端な整理では
あまり感じられないかもしれないのですが、

自分と向き合う作業を通して、
心をともなった整理・捨て活をすると、

家計簿の中身も変化すると思うので、


まずはできる範囲から実践してみてくださいね。

 

 ②いざ作業を始めよう!…のその前に考えるべきこと

取りかかる場所が決まったから、
じゃぁ早速始めよう!

と手を動かしそうになりますが、

ちょっと待ってください。


何事もそうですが、

「ゴールを描いてから始める」
「ビジョンをもってから動く」

というのは整理でも大切になります。


ということで、

「新しいシーズンは、どんなふうに過ごしたいか」を
イメージしてから始める

ようにしてみてください。



これ、けっこう大事なことです。

特に、年度や一年・季節の
区切りのタイミングを利用して
整理を頑張ろうとしているときは、

絶対意識してみることをおすすめします。



なぜなら、これから登ろうとしている
「整理作業」という山は、

  • 決められない
  • 踏ん切りがつかない
  • 迷うからもう考えたくない

などなど…
さまざまな困難が待ち受けている
はずです。



今まで通りや過去の延長で考えると、

どうしてもモノが捨てられなかったり、
なかなか手放せなかったりします。


過去の延長や現状維持で

  • 判断をあきらめたり
  • 決断を後回しにしたり
  • 結局そんなに変わってない…

というふうになってしまわないためにも、

「ゴールへの明確なイメージ・ビジョン」

はかなり大切です。



新年を迎えるなら、
来年の自分はどうありたいのか、

新年度を迎えるなら、
次のステージの自分はどうありたいのか、

来シーズンの自分は、
どんな自分でありたいか。


未来像を思いえがいて、

ゴールを設定してからとりかかると、


作業へ取り組む気持ちややる気も
変わると思いますが、

何より重要なことは、

「基準」が変わる

ということです。



新しいゴール設定を明確にすると、

今または今まで自分の中にもっている、
「基準」が必ず少し変わるはずなんですね。



たとえば、新しいゴールのイメージを考えたときに

それが

「ごちゃごちゃした部屋で、イライラしていたくない」

だとします。



きっとその場合、

  • この引き出しは、モノが多すぎて使い勝手が悪いかも…
  • 散らかったモノが目に入ってくるけれど、まぁいっか


そんなふうに、

今までの自分なら「何となくそのままに」していたり、

「当たり前として受け入れて」いたりしたことが

たくさんあるはずです。



そしてそれは、今や過去を基準に考えているから

「それでいいや」とか「そういうもの」として

受け入れることができているのです。


ゴールのイメージを明確にもつと、

「この状態のままでは来年の自分像と合わない!」
(=矛盾する)

と、気づくことができます。

 



整理の作業は、

「無理やり作業する」のではなく、
 

心から気づいて、
必要性の実感が心の中から湧き出ている状態で、
「やりたくてやっている」状態

が理想です。



そのほうが、作業が苦痛でなく、

はかどるという意味もありますが、


現状を思いきって変えるために

効果的でもあるからです。





あ・・・



まだまだ、ポイントの序盤でしたが

長くなってしまいましたので、


続きは次の記事に書いていきますね。

 

整理収納アドバイザー時代の上村

 

お読みいただいてありがとうございます。


>>続きはこちら 虎の巻(基本編)②


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